体臭の原因を知ってにおいを抑える！【おすすめの化粧品と機能】

気温が上がってくると、気になり始めるのが体臭。メンズだけでなく、女性も人によって体臭が出る場合があります。また、自分だけでなく身近な人の体臭も基になりますよね。

今回のブログでは体臭の原因と、体臭を抑える機能はどんなものがあるのか？防臭化粧品と合わせてお伝えします。

★夏場の自分や身近な人の体臭が気になる

 

★体臭の原因をつきとめたい

★体臭を防ぐアイテムを買うときの選び方が解らない

「汗臭い？」体臭が発生するのはなぜ？【皮脂・汗・角質+細菌】

体臭にいて「汗臭い」なんて表現をしますが、汗は本体は無味無臭。では「皮脂」の臭いかと言えばそうでもありません。皮脂も分泌直後は無臭です。

汗や皮脂が体臭の原因となるのは、それが肌の角層（表皮の一番外側にあり角質細胞が10~20層にかさなっているもので、肌のうるおいを保ち乾燥から守っています）に常在する最近と結びつくから。

皮脂や汗は肌の表面で古くなった角質と混ざりあって皮脂が酸化し、細菌に分解されると臭いを放つ物質が発生するのです。

体臭を防ぐためには皮脂・汗を酸化させないこと

体臭が発生する原因は、皮脂や汗が角質と混ざり合って酸化することが原因ですが、皮脂や汗、角質も肌にとっては大切な物質です。人間の体の生理現象として、全くなくすことはできません。

皮脂や汗の量は、体質や環境などによって個人差があるので過剰な分泌は抑える必要がありますが、通常は「こまめに拭き取る」ことがおすすめです。そうすれば、酸化して臭いを放つ原因となることもありません。

臭いを防ぐ化粧品の成分

体臭を防ぐためのスプレーなどたくさんのグッズがありますが、どのようにして体臭を防いでいるのでしょうか？

機能と成分別のご紹介します。

制汗

汗を抑える成分には次のようなものがあります。

たんぱく質に作用して肌をひきしめて一時的に汗や皮脂の分泌を抑制する「収れん作用」を持つ成分が、制汗剤には使われています。

抗菌

体臭の原因を作る皮膚常在菌の、繁殖を抑える成分ではこちらがよく知られています。

銀が電荷を帯びて溶媒内にイオン化状態で溶け込んでいて、抗菌（防腐・防カビ）効果を発揮します。

消臭

すでに発生してしまった体臭を抑えるのが消臭作用。

体臭の原因である低級脂肪酸は金属と結びつくことで臭気を発しなくなります。この性質を利用して使われているのがコチラの成分です。

これを脂肪酸に作用させると、低級脂肪酸と亜鉛が結びついて臭いがしなくなります。

マスキング

マスキングとは、臭いを別の匂いで包隠すこと。その代表的なアイテムが香水やオーデコロンです。体臭のきつい外国人が香りを好んで肌につけるのはこのため。

香水やオーデコロンなどに抗菌作用のある成分を加えると防臭効果の高いアイテムとなり「デオドランドコロン」と呼ばれています。

体臭を防ぐ化粧品たち【4つのタイプとおすすめ商品】

それでは具体的に、体臭を防ぐ化粧品はどんなものがあるか見ていきましょう。化粧品といってもタイプ別に大きく4つに分けられます。それぞれ効果や使用感、使い勝手などが違います。自分の目的にあったものを選んでみてください。

※デオドラント＝防臭

デオドラントローション

液状でスプレータイプのミストやロールオンで肌に塗布するタイプです。アルコールの「エタノール」を多く含んでいるので、さっぱりとした使い心地。防臭効果は高めです。

デオドラントパウダー

タルクなどの粉体が配合され、ベビーパウダーのように皮膚炎症、皮膚疾患撤布剤の役割を果たします。防臭の効果は、少し弱めです。

デオドラントスプレー

制汗剤として有名な商品【8×4】などのように、エアゾールを用いたパウダースプレー。ガスト一緒に噴射するため、ひんやりと冷たく感じられるメリットもあり。防臭効果は中程度です。

デオドランドスティック

油性成分のなかに、制汗や抗菌の成分を配合したタイプ。肌へしっかりとつくため持続性が高く、防臭効果もかなり期待できます。

体臭の原因を知れば自分でケアできる！

体臭はもともとその人がもつ臭いなどではなく、汗や皮脂、角質などが肌のうえで酸化し、細菌によって臭いが発生してしまったもの。

汗や皮脂を丁寧にケアしたり、時には化粧品もつかいながら臭いを防ぐことができます。臭いが気になって香水などで臭いを沢山付ける人がいますが、マスキング効果が現れるのはわずかに臭いがある時くらい。本来のケアは、臭いがしないようにすることが第一です。