入浴剤の選び方♪《成分を見て効果を判別する方法》

在宅ワークが多くなって、仕事仕様ではない家庭用のデスクや椅子、ノートPCなどを使って体のあちこちが痛くなったりしていませんか?

そんなときにおすすめするのが、入浴剤です。入浴剤もドラッグストアには沢山種類があって、どれが自分にとって効果があるのが選ぶのが難しい…。

今回は入浴剤の成分表示をみるだけで、自分に合った商品を選べるようになる方法をお伝えします。

sissy
sissy

ブログ主のsissyは、化粧品メーカ-のOLです。化粧品の成分については、プロですので、だれでも簡単に成分が解る方法をお教えしますね。

ちょっと知識を持っていると、アイテムが選びやすくなりますよ!

本当に効果ある?入浴剤は美容効果&リラックスできるお手軽アイテム

自宅のお風呂に温泉の成分や有効成分を溶かして美容効果を得られるのが「入浴剤」です。錠剤、顆粒剤、液体などいろいろなタイプがあります。最近は、1個ずつお手軽に購入できるものもあって、いろいろな種類を試すことができるようになりました。

入浴剤のよいところはボディへの直接の美容効果のほかに、色や香りでメンタル面へのリラックス効果があること。

sissy
sissy

入浴剤のキレイな色や、癒やされる香りに包まれたお風呂は「はぁ~、気持ちいい♪」と思わずつぶやきたくなっちゃいますよね。それも入浴剤の効果なんです。

入浴剤の種類で効果はいろいろ《成分をチェックして見分けよう》

入浴剤といっても、いろいろな種類があります。その効果は、「何の成分が入っているか?」次第です。

たとえば気温が高くなる季節は、お風呂に入って温まりたいのではなくスッキリと爽快感を得たいですよね。だから冬に使う保温系の入浴剤とは区別して選ばないといけません。

商品に書いてあるキャッチコピーをみると、いろいろな効能が書いてあってどれも効きそうで選べない…そんな場合は、成分表示を見て自分で選ぶのがおすすめです。

成分表示といっても、入浴剤の場合はとてもわかりやすい5つに大別されます。

代表的な入浴剤の種類を見ていきましょう。

一番メジャーな入浴剤《無機塩素類系》

入浴剤の中でも最も多いタイプ。温泉成分である硫酸塩・炭酸塩などを含み血行促進・皮膚清浄の効果があります。

使用感としの具体的な症状は、「体が温まる」「疲れが取れる」「コリをとって筋肉痛などが和らぐ」「冷え性が改善される」などがあります。

成分表示ではこの名称をチェック!

  • 硫酸ナトリウム(血行促進)
  • 硫酸マグネシウム(血行促進)
  • 塩化ナトリウム(血行促進)
  • 炭酸水素ナトリウム/重曹(皮膚清浄)
  • 炭酸ナトリウム(皮膚清浄)

↓無機塩素類系の入浴剤はこんなアイテムがあります↓

芳香でメンタルにもプラスに働く《薬用植物系》

植物由来の成分を含み、保湿・血行促進・消炎・鎮静などの効果があるのが薬用植物系の入浴剤です。

植物由来なので、ほとんどが心地よい香りを含みメンタル面でも安心や安静、活力アップなどの効果をもたらしてくれます。

ボディへの効果は使われている植物によって異なりますが、好きな香りで選ぶのもおすすめです。

成分表示ではこの名称をチェック!

  • トウガラシ(血行促進)
  • ショウキョウ…ショウガ由来(血行促進)
  • ウイキョウ(鎮静)
  • カミツレ(保湿・消炎・血行促進)
  • シャクヤク(消炎・血行促進)
  • ユズ(保湿・血行促進)

↓薬用植物系の入浴剤はこんなアイテムがあります↓

つるつるの素肌になる《酵素系》

肌表面の皮垢をとってつるつるにしてくれるのが、酵素系入浴剤です。酵素は、毛穴の黒ずみなどをケアする洗浄成分で、タンパク質を分解する働きがあります。

毛穴の黒ずみ対策に酵素洗顔をおすすめしている記事はこちら→毛穴の黒ずみ対処法【カンタン!酵素洗浄】

酵素は水や湿気にふれると活性が弱まるので、保管に注意が必要です。長期保管したり、湿気の多い場所には置かないようにしましょう。

↓酵素系の入浴剤はこんなアイテムがあります↓

汗をかく季節でもお風呂でスッキリできる《清涼系》

夏は、湯船に入るのは熱いもの。シャワーだけでも、汗を書いてしまいます。そんなときにおすすめなのが、清涼系の入浴剤です。肌に爽快感を与えたり、皮脂を抑える効果があります。

成分表示ではこの名称をチェック!

  • メントール(冷感)
  • ミョウバン(収れん)

↓清涼系の入浴剤はこんなアイテムがあります↓

カサカサする乾燥肌に使いたい《スキンケア系》

入浴で肌が水分で潤った状態をキープするために、油性成分で水分の蒸発を防ぎ、保湿成分を浸透させる入浴剤です。

成分表示ではこの名称をチェック!

  • ホホバ油(水分蒸散防止)
  • シア脂(水分蒸散防止)
  • カミツレ(保湿)
  • セラミド(保湿)
  • ヒアルロン(保湿)
  • コラーゲン(保湿)
  • アミノ酸(保湿)

↓保湿系の入浴剤はこんなアイテムがあります↓

ブクブク炭酸ガスの入浴剤効果とは?

入浴剤の成分とは別に、炭酸ガスを発生させるタイプの入浴剤もよく見かけますね。ガスの正体は炭酸水素ナトリウムの一種で、効果は血行促進。ガスが肌に浸透して末梢血管を拡張させることで血流を増加させます。

いわゆるジェット風呂と同じような効果ですね。

ガスを発生させることで、お湯の温度を2~3℃も高く感じさせる効果もあります。

↓炭酸ガスを含む入浴剤はこんなアイテムがあります↓

タイプによって入浴剤を使い分けてキレイになるお風呂タイムに♪

これまでなんとなーく選んでいた入浴剤も、いろいろなタイプがあります。

疲れを取りたいときは血行促進ができる成分が入ったもの、体を温めたいときは炭酸ガス、肌をしっとりさせたいときは保湿系など、その時の目的に合ったタイプを使い分けるのがおすすめです。

お風呂タイムの、入浴剤を使って効率用「キレイになる時間」へ変えていきましょう♪

コメント