夏とはいえ6～7月の梅雨の時期は雨や曇りの日が多く、家の中にいる時間も多くなります。
「家の中にいるから紫外線は浴びてない」
「陽射しが出てないから紫外線は浴びてない」
こんなふうに考えて、メイクもせず日焼け止め塗らずに日中を過ごしていませんか？
雨の日や曇りの日、家の中にいた場合には、日焼け止めは必要ないのでしょうか？？
雨や曇りの日、家の中でも日焼け止めは必要？
雨や曇りの日、家の中にいる場合でも、シミやシワの原因となる紫外線を防止するために、日焼け止めは必要です。
「日差しが出ていないから紫外線は浴びないのでは？」
「家の中にいるから、紫外線は遮られているのでは？」
と思うかもしれません。
いえいえ、紫外線は雨や曇りの日でも、家の中にいても私たちの肌に降り注いでいるのです。
雨や曇りの日、家の中でも降り注ぐ紫外線
紫外線のうち、UVA波は雲や窓ガラスも透過するので、雨や曇り、家の中であってもその照射量は変わりありません。
年間の紫外線量を見ると、雨や曇りの多い6月にUVB波は紫外線量が抑えられているのく比べて、UVA波は7.8月と変わりません。
雨や曇りが多くても、UVA波の紫外線量は減少しないということが分かります。
快晴の日より日焼けしやすい？雲が多い日は要注意！
快晴の時に比べると、うす曇りの場合は約80～90％、くもりの場合は約60％、雨の場合は約30％の量になります。
しかし、雲の間から太陽が出ている場合には、雲からの散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線が観測されることがあります。
引用：気象庁HP「紫外線の性質について」より
雲の切れ間から太陽が出てきたときは、快晴の時より紫外線が多いということは驚きですね。
雨上がりや、曇り～晴れを繰り返しているような天気の時は、特に要注意ということになります。
窓もカーテンも意味なし？明るい部屋は要注意！
紫外線UVA波は、窓や薄いカーテンなど光を通すものは、通過してしまいます。
その量は外の紫外線量を100とした時に比べ、家の中の窓辺では80％と言われています。
ほとんど外と変わりませんね。
窓が多い部屋、大きな窓がある部屋、南や西向きの明るい部屋はカーテンを閉めていても、紫外線がたっぷり入ってくるので要注意なのです。
シミは生活紫外線が原因
シミの原因は、雨や曇りの日や家の中で無意識のうちに浴びてしまい、少しずつ蓄積された紫外線であることのほうが多いのです。
生活の中で、知らず知らずのうちに少しずつ貯まっていく紫外線を「生活紫外線」といっています。
曇りの日に日焼け対策をしないで外出して浴びた紫外線
家の中にいてノーメイクで浴びた紫外線
これらも、生活紫外線に含まれます。
快晴の日にレジャーなどで屋外にいるときなどは、強い紫外線を意識して万全の日焼け対策をしますが、生活紫外線は浴びている実感がなく油断するので、かえって紫外線の影響は大きくなるのです。
レジャーで短時間に浴びた紫外線UVB波の影響よりも、生活紫外線のほうが、いずれは大きなシミの原因になっていきます。
美肌のための心得 ～雨や曇りの日、家の中で紫外線を防ぐ方法～
雨や曇りの日、家の中でもたくさん降り注いでいる紫外線を防いで、美肌をキープするためには、日頃から対策が必要です。
生活の中での紫外線を防ぐことは、日頃の美肌のためのケアとして日常的に負担なくやれることはたくさんあります。
日焼け止めは一年中するスキンケア
もはや日焼け止めはメイクではなく、スキンケアと位置付けて、化粧水や乳液をつけるようにいつも塗りましょう。
雨や曇りの日、家の中にいてもそうですが、冬でも紫外線は降り注いでいます。
だからシミやシワなどの肌老化を予防するためには、一年中日焼け止めを塗ることが必要なのです。
肌に負担を感じる人は、負担の少ない成分を選んでみて下さい。
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ブスでデブだったのに美人といわれるようになりました
肌への負担を軽くするためにも、日焼け止め防止指数はSPF10～20くらいのもので充分です。
それよりも、こまめに塗り直すほうが効果が上がります。
↓日焼け止めの効果はせいぜい2～3時間だからです。↓
本当の日焼け止めの持続時間 ～SPFの数値って信じていいの？～
ブスでデブだったのに美人といわれるようになりました
雨の日も曇りの日も、家の中にいても、油断せずに日焼け止めをこまめに塗り直すことをやってみて下さい。
窓ガラスをUVカット
家の中での紫外線を防ぐには、窓ガラスやカーテンにUVカット効果があるものを使う方法があります。
ガラスやカーテンの素材そのものに、UVカット効果があるものを使用してあればベストですが、そうでない場合もUVカットフィルムを窓ガラスに貼る、UVカットスプレーをカーテンに吹き付けるという対応もできます。
紫外線を防ぐために、サングラスをかけるようなイメージです。
完全に紫外線を防ぐことはできませんが、ある程度の防止になります。
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「私は日焼けしたことはないのに、なぜシミができるんだろう？」
と不思議に思っていた方は、雨の日や曇りの日、家の中で日焼け対策をしないではいませんでしたか？
日焼け止めは一年中のするスキンケアと考えて、これからは毎日行ってみてください。
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