背中のニキビをキレイに治す方法【皮膚科で保険診療が受けられます】

今年の夏は梅雨が長くで短くなってしまいましたが、短期間でメチャ暑かったですね。

少し歩くだけでも、汗がタラタラ・・・・

そんな中で、こんなお悩みが出てきた方もいるのではないでしょうか?

背中にニキビがたくさんできてしまった

背中のニキビが治らない

背中のニキビのケア方法がわからない

ひどいニキビが本当にキレイになるのか不安

背中のニキビがレイに治るのにどのくらいの時間がかかる?

今回のブログでは、こんな悩みを解決する方法をお伝えします!

ここでは、こんなことが判ります。

・背中のニキビキレイに治す方法(皮膚科で保険診療が受けられます)

・背中のニキビ治療にかかる費用

・背中ニキビを治すための生活習慣の工夫

・ニキビが完全にキレイに治るまでに掛かる期間

ブログ主はスキンケアメーカーに勤める、美肌史上主義者です。

「美肌は七難隠す!」と考え、美容クリニックや皮膚科を駆使して肌荒れやエイジングにあらがってきました。

そんな美容に敏感なブログ主も、一時期背中に酷いニキビができそれをキレイに治した経験があります。

この経験をもとに、背中のニキビの治し方について解説します。

背中のニキビをキレイに治す方法

背中にできてしまった酷いニキビは、皮膚科でキレイに治療することができます。

それも大してお金をかけずに、です。

詳しく解説します。

背中ニキビの原因は・・・・?

背中ニキビの原因は「汗や皮脂による菌の繁殖」の場合が多くあります。

  • 背中は皮脂線が多いので皮脂や汗が出やすく、溜まりやすい場所
  • 洗いにくい箇所なので、汚れが落としにくい
  • 髪の毛、下着、洋服などが触れて摩擦がおきやすい
  • 生活習慣(食べ物、睡眠、ストレスなど)

皮膚科でのニキビ治療の方法

皮膚科でのニキビ治療の方法は、基本的には診察と投薬です。

①状態を見て医師がニキビの原因を判断し、それを対処するための飲み薬と塗り薬を処方

②投薬を続けながら、改善するのを待つ(約1ヶ月に1回程度)

投薬される薬はこのような薬です。

   ✔飲み薬・・・血行促進する薬、シミを予防する薬、ビタミンCなど

   ✔塗り薬・・・抗生物質、炎症や菌を抑える薬など

※漢方薬を処方する皮膚科もありますが、薬の種類はクリニックによって違います。

新しいニキビができないようになっていたら、抗生物質などの塗り薬は不要になります。

キレイに治るまで投薬を続けます。

<投薬治療のポイント>

毎月診察を受ける時間がない場合は、処方箋だけを出してもらい薬を受け取ることも可能です。

ただし、ずっと薬だけもらい続けることはできません。

2回に1回くらいは診察を受ける必要があります。

皮膚科のニキビ治療で掛かる費用

診察で掛かる費用は、健康保険が適用されるので1,500円ほどです。

処方箋だけの場合は700円ほど。

薬は塗り+飲み薬だった場合、28日(4週間)分で3,000円程度くらいで

飲み薬だけになった場合は、1,500円程度です。

背中ニキビを治すための生活習慣の工夫

皮膚科で保険適用で背中のニキビが治せるといっても、生活もこれまでのままでいいワケではありません。

早く治したい場合はとくに、薬だけに頼らずにニキビの原因となったものを取り除いたり、

新たにできないように気を付けなければなりません。

医師からアドバイスされたのは、こんなコトです。

できるだけブラジャ―をつけないようにする

ニキビがたくさんできている背中のうち、なかなか治らない部分はブラジャーをつけている部分(ストラップやアンダーバストのゴムが当たっているところ)。

そこはできるだけつけないのが好ましいですが女性の場合そうもいかないので、自宅にいる間はできるだけつけない等の工夫が必要です。

自然素材の服を着る

化繊(ポリエステルなど)は汗を吸収しにくく蒸れやすいため菌が発生しやすくなります。

できるだけ綿や麻などの自然素材の衣服をつけたほうが、肌への刺激の面からもよいベストです。

髪の毛を結ぶ

髪の毛が背中に当たっていると、それが刺激になってニキビができたり治りにくかったりするので、できるだけ背中につかないようにする。

薬をきちんと塗る

背中はとても薬が塗りにくい場所です。

塗り残した部分があると、そこだけいつまでも治りません。

きちんと服を脱いで鏡を見ながら反対側の手も使ってしっかりと塗ることがポイントです。家族などに塗ってもらえるとベストです。

刺激は与えずにシッカリ洗う

ナイロンタオルやボディブラシなどは刺激を与えてしまうのでNGです。

けれども皮脂や塗っていた薬を残さないように、シッカリ洗うことも必要です。

素手か柔らかめのタオルなどを使うのがおススメです。

背中のニキビがキレイに治るまでにかかる期間

皮膚科に通ったとしても、背中のニキビを跡まで完全に失くして、キレイに治すまでは半年ほどかかります。

 ✔ 1個2個とできている顔のニキビと違って、背中という広い範囲に無数にできでいるからです。

 ✔ 背中は常に衣服が当たっている箇所なので、その刺激もあり通気性もよくありません。

そのため、背中のニキビは治すまでは結構な期間が掛かってしまいます。

ただ幸いに背中は夏以外はほとんど人目に触れることがない箇所です。

自分でもそこまで気にならない場所なので、顔のニキビのように「人に会いたくない」とか「ニキビがあるので鏡で顔を見るのが嫌」というストレスになることも少ないです。

「時間が解決してくれる」と考えて、気長に治療する気持ちも大切です。

皮膚科で背中のニキビがキレイに治った体験談【トータルで9ヶ月】

実際にブログ主が背中のニキビを皮膚科でキレイに治した体験談をご紹介します。

ニキビができた原因は・・・年齢??

一昨年、夏が終わり秋のはじめになって背中に広範囲に吹き出物ができ酷い状態になりました。

これまでも時々ポツポツとできることはあったものの、今回のような酷い量の吹き出物は初めてです。背中を触るとザラザラとしているほどです。

ブログ主は脂の出やすい脂性肌でもなく、年齢的も顔に吹き出物もほとんどできなくなっています。

これは「ひどい汗疹(あせも)」だと思っていました。

このままの状態はよくないと思い、近所

皮膚科で医師に言われたこと

皮膚科で背中を見せると、「これはニキビですね」といわれました。

年齢的にも体質的にも、ニキビが背中にできると思っておらずこれは酷い汗疹(あせも)なのではないかと思っていたので、驚きでした。

医師がいうには、年齢を重ねたからこそ出来たのだとのこと。

体質は年齢で変わっていきます。女性の場合は、40代くらいから更年期障害が始まりだすと肌質が変わって、敏感肌になり刺激に弱くなったり極度の乾燥になったり、アレルギー症状がでることもあります。

ブログ主は敏感肌になっていて、衣服とくにブラジャーが肌にあたる辺りの肌が蒸れてニキビができてしまったとのことでした。

背中ニキビの治療で飲んだ薬

飲み薬と塗り薬を処方され、それを使いながら1ヶ月に1回診察で経過を見てもらう治療が始まりました。

処方された具体的な薬です。

塗り薬・・・3種類

べビオゲル2.5%

ざ瘡(にきび)の原因菌の増殖を阻害します。また角質細胞の結合をゆるめ毛穴の閉塞を改善させます。その結果、炎症性皮疹(赤いにきび)、非炎症性皮疹(白にきび、黒にきび)が減少します。通常、尋常性ざ瘡(にきび)の治療に用いられます。

出典:医療総合サイトQLife(キューライフ) 

ゼビアックスローション2%

キノロン系の外用抗菌剤で、細菌のDNAの複製を阻害することにより、殺菌作用を示します。通常、表在性皮膚感染症や化膿性炎症を伴うざ瘡(にきび)の治療に用いられます。

出典:医療総合サイトQLife(キューライフ) 

リンデロン-VG軟膏0.12%

炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)と抗菌作用のある抗生物質の配合剤で、皮膚のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。通常、細菌感染をともなうか、そのおそれのある湿疹・皮膚炎や乾癬などの治療に用いられます。

出典:医療総合サイトQLife(キューライフ) 

塗り薬・・・3種類

シナール配合錠

ビタミンC(アスコルビン酸)とパントテン酸を配合した複合ビタミン剤です。通常、病気、妊娠中または授乳中など、ビタミンCやパントテン酸が不足している場合の補給に用いられます。また、メラニン色素の形成を抑え、皮膚の色素沈着(シミなど)の改善にも用いられます。

出典:医療総合サイトQLife(キューライフ) 

リカバリンカプセル250mg

プラスミンの働きを抑え、抗出血・抗アレルギー・抗炎症効果を示します。通常、全身性の線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向、局所の線溶亢進が関与すると考えられる異常出血、湿疹・蕁麻疹・薬疹・中毒疹における紅斑・腫れ・かゆみなどの症状、扁桃炎・咽喉頭炎における咽頭痛・発赤・充血・腫れなどの症状、口内炎における口内痛および口内粘膜アフターの治療に用いられます。

出典:医療総合サイトQLife(キューライフ) 

・ハイチオール錠80

生体内代謝系でSH酵素の賦活剤として作用し、皮膚代謝の正常化、抗アレルギー、解毒などの作用を示し、また、放射線照射時の白血球減少を抑制します。通常、湿疹、蕁麻疹、薬疹、中毒疹、尋常性ざ瘡、多形滲出性紅斑、放射線障害による白血球減少症の治療に用いられます。

出典:医療総合サイトQLife(キューライフ) 

薬の投薬経過

  • 9/13 初診 塗り薬3種のみ
  • 9/28 2回目 塗り薬はべビオゲルのみ+飲み薬
  • 10/29 3回目 同
  • 11/27 4回目 同
  • 1/7  5回目 飲み薬のみ
  • 2/3 6回目 飲み薬のみ
  • 4/13 7回目 飲み薬のみ
  • 6/1 8回目(最後) 飲み薬のみ

治るまでの期間

初診から、もう薬も診察も必要ない判断された完治まで約8ヶ月かかりました。

けっこう長いように見えますが、この期間が秋~春です。

背中が見える夏前にはきれいに完治しているので、治療に専念するにはよい期間だったようです。

お薬手帳に薬の記録が残っていたおかげで、どのくらい通ってどんな経過で薬を飲んでいたかがわかりました。 

背中のニキビを早く治すために気をつけたこと

医師のアドバイスでは、ブラジャーをつけている部分が治りが悪いこと、背が届かずに綺麗に薬を塗れていない部分が直っていないことを指摘されました。

そこで、自宅にいるときはブラジャーをつけないようにすること、スプーンなどの長い棒を使って背中の届きにくい部分にもしっかりと薬を塗るように工夫しました。

またこのように長い期間がかかる治療は、ある程度良くなったら自分で勝手に通院を止めたり薬を飲まなくなったりすることが多いです。

飲み薬でもらっていたのはビタミン系の薬で、顔などの肌にも良いことが分かっていましたので途中でやめることをせず、しっかりと薬を飲み続けたことも良かったです。

保険適用で皮膚科で安く確実に 背中のニキビを治せます

ここまでいかがでしたか?

背中のニキビ、もしくはあせもと思い込んでいるできものは、放っておいたり自己流であれこれケアしたりするより皮膚科で治療した方が確実に綺麗に、そして保険診療で治すことができます。

背中のニキビは皮膚科で治せる

簡単に速攻で治すことはできませんが、ひどくなるのを防いで体に負担がなく治すことができます

皮膚科によって治療方法や薬が異なる

クリニックによって治療方法や薬の処方が違うので、なかなか治らなかったり薬が合わない場合はセカンドオピニオンを選択するのもありです

美容クリニックよりまずは一般皮膚科で

美容クリニックだとレ―ザーなどの治療で保険診療外になる可能性があるのでまずは、一般皮膚科で診察してもらうことがおススメです

保険適用だから積極的に利用しよう

背中のニキビの治療は保険適用で診察が受けられます。私達社会人は病院に行っても行かなくても、義務として必ず健康保険を支払っているわけですから、使わないのは もったいないです。

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背中のニキビは、印象として不潔なイメージを与えてしまいます。

これではどんなに綺麗な人でも、どんなにおしゃれをしていても台無しです。

美しい人とは、細部まで行き届いている人のことではないでしょうか?

夏の終わり・・・自分の背中をちょっと気にしてみてください。 

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