手早く簡単につけれて肌をキレイに見せられるパウダーファンデーション。一番利用者が多いファンデーションではないでしょうか?
デメリットは「減りが早いこと」。それに、レフィルを専用のコンパクトケースにセットしなければならず、このケース(コンパクト)が結構お高い!
別のパウダーファンデーションへ変えたいと思ったとき、ケースまで変えなければならず結構な”乗り換え費用?”がかかりますよね。
そこで今回は、どこのブランドのパウダーファンデーションにでも気軽に乗り換えできる便利な方法をお伝えします!
ブログ主のsissyは化粧品会社勤務のアラフォー。20代のころからコスメおたく。ありとあらゆるブランドの商品を使ってきました。綺麗になりたくて美容整形したり、アートメイクしたり、10キロ近くダイエットしたり、いまも美意識高く生きています。化粧品業界ならでは、製造工程の裏話も。
パウダーファンデを賢く使う方法はケースを使い回すこと
ブランドやメーカーを気にしないで、パウダーファンデーションを乗り換えつつ色々な商品を使う方法は…カンタン!
ひとつのケースを使い回す
という方法です。
マキアージュだろうが、クレ・ド・ポーだろうが、ファンデーションのケースを一つ持っていればそれに各ブランドのレフィルを入れ替えつつ使い回すことができます。
ファンデーションのケースは互換性が高い
ファンデーションのケースは、実はとても汎用性があるアイテム。いろいろなブランドのレフィルで互換性があるのです。
たとえば[マキアージュ]のケースに[クレ・ド・ポー]のレフィルやエ[リクシール]のレフィルを入れて(はめて)も、枠の大きさもピッタリで蓋もしまって問題なく使えます。
正確にいえば、100%ピッタリ合うものもあれば、若干ケースかレフィスのどちらかが大きかったり小さかったりするものもあります。
レフィルのほうがケースの枠より大きければ、はまらないので無理ですが、レフィルのほうがちょっと小さいくらいならケースから動かないようにレフィルの裏面に両面テープを貼って接着すればOK!
当然ですが、丸いレフィルは四角い枠のケースにははまりませんし、正方形のレフィルは長方形のケースにははまりません。このような”明らかにはまらない”とわかる場合を除けば、「だいたい同じような形とサイズ」のレフィルなら、ほとんどのレフィルがケースを使い回すことができるのです。
同じメーカー同士(資生堂のマキアージュに資生堂のクレ・ド・ポー)ならピッタリの可能性は高いですが、意外や意外にも別メーカーのレフィルでも互換性があるものが多々あります。
特に日本製の製品では、同じ容器会社が作った汎用のレフィル皿や同じ型のケースをを使っている場合があるので、メーカーが違っていてもピッタリと合う場合が多いというわけです。
ケチケチsissyのケース使いまわし方法
sissyはずっと〈リキッドまたはクリームファンデにフェイスパウダー〉という、丁寧なベースづくりを毎朝しておりました。
今でもこの方法が一番!、肌をキレイにできると思っています。
ところが・・・コロナによるマスク生活になって「マスクで顔を半分隠している」「マスクの摩擦でファンデが取れる・・・」という実情から、手早くできることもありここ1年ほどはパウダーファンデーションでベースの肌を作るようになりました。
マスクをしているからといって、アイメイクだけでよいということは全くありません。ファンデをつけることは紫外線防止にもなり、ファンデをつけていなければアイメイクやアイブロウもキレイに肌に乗らないからです。
パウダーファンデはこれまで、化粧直しに使う程度だったのであまり減らなかったのですが、毎日顔全体に使うようになると・・・減りが早い。
これまでは、肌が乾燥せずしっとりときめ細やかな肌に仕上がるので、大人女性向けの高級ブランド「クレ・ド・ポー」のパウダーファンデーションを使っていましたが、このスピードでなくなるとクレ・ド・ポーの値段(レフィルだけで9,900円!!)ではコスパが悪すぎる。
他のブランドに変えようと思ったものの・・・
・ケースまで買い換えなければならない
・不要になるクレ・ド・ポーのケースがもったいない(2,750円と高かった)
という理由から、なんとかこのケースを活かしつつ、レフィルだけ変えられないかという発想にいたったのです。
そこで、初めに使ったのが同じ資生堂のエリクシール。同じメーカーだから互換性が高いんじゃないかと思ったわけです。
エリクシールのレフィルは、クレ・ド・ポーのケースと100%マッチはしませんでした。
枠の大きさはほとんど同じではめられるのですが、最後の「カチッ」というツメの部分のマッチまではなくて、少しカタカタと動く感じ。それで充分使えたので、背面に両面テープを貼って固定してつかいました。
次に試したマキアージュは、まさにぴったり!クレ・ド・ポーのレフィルと形がまったく同じようで、「カチッ」という爪までぴったり合いました。
ただマキアージュのレフィルは皿の色が白なんですね。クレ・ド・ポーのケースは濃紺なので、はめたときに、ちょっと見た目の違和感はありました。まあ、内側なので外からはわかりませんが。皿の色も黒なので、濃紺のクレ・ド・ポーにいれてもほとんど違和感がありません。
ファンデーションケースに違うブランドのレフィルを入れるときの注意点
メーカーが違っても違うブランドのファンデーションケースにレフィルを入れることはできます。
が・・・購入してから入らなかったら(小さい分はまだマシなのですが)大失敗なので、事前の確認をおすすめします。
ネットなどでみて、「ほとんど同じ?、同じ型じゃないかなあ??」と思っても、試してみるのがオススメ。メーカーに問い合わせても回答が得られるでしょうし、デパートのカウンターや、ドラッグストアのサンプルで実際に試してみるのもありです。サイズを図って確認するのもおすすめです。
100%合わなくても、とにかくケースのレフィル枠より大きくなければOKです。
ケースの互換性を利用して、ファンデをいろいろ試そう!
ファンデーションのケースとレフィルは、どのブランドでも互換性が高いのでケースひとつに対していろいろなファンデを利用することができます。
アイシャドウやチークの場合だと、メーカーのオリジナリティが強いのでこうはいきません。
ファンデーションのケースは、ファンデーションの価格の20~25%くらいを占めるバカにならない値段です。いくつも持っていてもレフィルが入っていなかった価値のない無駄なものになるだけなので、ケースは使いまわしてレフィルを色々なブランドで試すのがおすすめです。コスパもいいし、季節や肌の状態に合ったものへコマめに変えられます。
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