- いろんな毛穴ケアをしたけど即効性がない
- 毛穴の黒ずみが全然取れない
- 毛穴ケアをしてもすぐにまた黒くなる
- 自分の毛穴の黒ずみは重症だ
- 頑固な毛穴の黒ずみの改善方法を知りたい
今回は、こんなお悩みの解決方法をお伝えします。
このブログではこんなことがわかります。
・毛穴の黒ずみは1回のケアでは解消しにくい
・毛穴の黒ずみがすぐに解消しにくい理由【毛穴は深く角栓には2通りのケアが必要】
・黒ずみを無くす毛穴対策のポイント【定期的&継続の重要性】
・おススメの頑固な黒ずみ毛穴ケア方法【ピーリングと酵素洗顔】
この記事を書いているブログ主は
化粧品会社に勤め、スキンケア化粧品作りに10年以上携わっている化粧品のプロです。
いつもはエイジングや肌トラブルに悩む大人の女性や、スキンケアに興味のあり肌あれに悩むメンズにもアドバイスをしています。
こんなアラフォーのスキンケアの専門家が解説します。
黒ずみ毛穴は一発ではなくならない!?しつこく根強いその正体
ポツポツと黒ずんだ毛穴は、1回だけのケアでは完全にキレイにすることは難しい場合が多いです。
即効性があり1度キレイになったとしても、あっという間にまた黒ずみができてしまう方がほとんどです。
毛穴の黒ずみがどうしてもとれない、またできてしまうその理由は2つあります。
・毛穴は表面だけにあるのではなく、真皮まで届く深い穴だから
・黒ずみ毛穴の原因「角栓」は、余分な皮脂とふるくなった角質が混ざりあったものだから
詳しく解説していきましょう。
毛穴の黒ずみがなくならない理由は【角栓の正体と毛穴の深さ】
黒ずみ毛穴が頑固で治らないのは、その原因の角栓の性質と毛穴がとても深い穴ということが理由です。
黒ずみ毛穴の正体は<余分な皮脂 と 角質たんぱく質>
毛穴の黒ずみの正体は、皮脂と角質が混ざり合った「角栓」とよばれるものです。
✔皮脂は毛穴から排出される脂で、
✔角質は肌の表面に溜まったされた古い皮膚組織で、簡単にいうと垢です。
皮脂の分泌が多くなると、毛穴から排出できなかった皮脂が毛穴に残ります。そこで、蓄積された古い角質と混ざって、「角栓」になり毛穴に詰まります。
「角栓」が肌表面で空気に触れて酸化し、黒っぽく変色して見えるのが黒ずみ毛穴です。
毛穴の黒ずみには <皮脂抑制と角質除去> 2つの対策ケアがポイント
1. 皮脂を落とし分泌量を調整するケア
黒ずみ毛穴をつくらないためには皮脂をきちんと洗浄することに加えて、古い角質を溜めないことがポイントです。
通常は皮脂は毎日の洗顔で落とすことができますが、季節によって分泌量が増えたり、男性や肌質が脂っぽい人は過剰に皮脂が分泌されて毛穴に溜まったりすることがあります。
過剰な皮脂を抑えるには、ビタミンC誘導体を配合した化粧品を使うと皮脂分泌の調整に有効です。
2. 角質を溜めないよう強制的にターンオーバーさせるケア
角栓のもうひとつの原因である古くなった角質は、たんぱく質でできています。
たんぱく質は洗顔料では充分に落とすことができません。
肌の再生サイクル(ターンオーバー)が、順調の作用していれば古い角質は自然にはがれていくのですが、年齢を重ねた肌やトラブルがあり健康でない肌の場合は、このサイクルが乱れて、自然には剥がれ落ちないようになってしまいます。
そこで時々、この角質を落とすためのケアをプラスするのが必要です・
それが、ピーリングや酵素洗顔です。
深い毛穴は1回のケアだけでは黒ずみを解消できない
毛穴の黒ずみが1回だけのケアでは解消できないのは、毛穴の深さも関係しています。
毛穴は肌の表面だけにあるのではなく、肌のもっと奥の部分の真皮まで届く深い穴です。
ピーリングや酵素洗顔であっても、表面から1回洗っただけで中の汚れまで完全に取り去ることはできません。
毛穴の奥の方に残ってしまった余分な皮脂や古い角質は、また角栓となって表面化し、酸化して黒いポツポツ毛穴にみせてしまうのです。
黒ずみを無くす毛穴対策のポイント【定期的で継続したケアの重要性】
ケアのポイントは、角栓を作らないように定期的に余分な皮脂や角質を取り除くことです。
毛穴は表面の黒ずみだけが取れても、中の角栓がまた表面化して黒くなるからです。
一度はケアしただけで黒ずみがなくなったように見えても、その即効性は一時的なもの。
深い毛穴の置くには、まだ取り切れなかった角栓があると、すぐに黒ずみ毛穴にもどってしまします。
そんな黒ずみ毛穴の角栓には、2つのケアを定期的に継続して行うことがポイントです。
- 皮脂対策のケアは毎日
- 角質ケアは週に2~3回
このケアをずっと継続して行えば、これまであった頑固な黒ずみもなくなり、あらたな黒ずみもできにくくなります。
皮脂は毎日のお手入れがポイント
・皮脂が溜まらないように正ししい洗顔量を使う(オイルは✖、保湿成分なども不要)
・男性や脂性肌の女性は朝も洗顔料で洗う(睡眠中に皮脂が分泌しているため)
・ビタミンC誘導体配合の化粧品を使って皮脂の分泌量の調整をすること(イオン導入するとさらにGood)
角質ケアのポイントはたんぱく質を分解すること
古くなった角質はたんぱく質同士でくっついているのでそれを切り離すことで、落とすことができます。
たんぱく質を剥がすのが、酵素やフルーツ酸などの成分です。
角質ケアは、新しい肌を表面化し肌が柔らかくなるので、化粧品の浸透もよくなります。
肌にとっては一石二鳥のケア方法なのです。
おススメの頑固な黒ずみ毛穴ケア方法【ピーリングと酵素洗顔】
では、実際にどんな方法で黒ずみケアをしたらいいのかをご紹介します。
✔ ピーリング
フルーツ酸や生物の菌などから作られた化粧品の成分が配合された、アイテムです。
種類としては、次のようなアイテムがあります。
1. ふき取りタイプ
2. 洗顔料の中に配合されているタイプ
3. パックタイプ
1と2はデイリー使いなので濃度は低く、3タイプはスペシャルケアなので効果は高めです。
「ピーリング」の言葉で商品をしょうかいしている場合は、ピーリング成分である次のような成分が配合されているかチェックして選んでください。
グリコール酸(AHA)、サリチル酸、乳酸 など・・・
美容クリニックでは、これらのフルーツ酸を使用したピーリングを施術しています。医療従事者のもとで高濃度のピーリングが受けられるので、安全かつ高い効果が期待できます。
酸を使っているので、肌に合わず赤くなったり痒くなったりする人もいます。
一度、体の部分でテストをしてみるのがおススメです。
✔ 酵素洗顔
酵素をつかってたんぱく質をる分解する方法が酵素洗顔です。
酵素パウダーに水を加えて泡立て、その泡で洗顔します。
このような成分が配合されています。
プロテアーゼ、リパーゼ など・・・
酵素洗顔は洗浄力があるので乾燥する可能性もあります。頻度に注意しながらつかいましょう。
酵素洗顔の毛穴対策についての詳しいブログ記事はこちら
出典:当ブログより
★ ★ ★
いかがでしたか?
黒ずみ毛穴は以外に頑固で根強いものです。
とくにこれまでずっとケアしてこなかった人は、なかなか取れなくても当然です。
ニキビを治したり、シミを薄くするのにも時間がかかるように、頑固な黒ずみ毛穴もキレイになるまでにはちょっと時間がかかるかもしれません。
定期的に継続してケアをがんばりましょう!
コメント