日本化粧品検定1級に一発合格!~資格取得の理由と勉強方法~

コスメ好きの方にはご存知の方も多い、「日本化粧品検定」。

ブログ主のsissyは、このたび最上位の1級に一発合格しました!

今回のブログでは、この化粧品検定1級を受けた理由と一発合格できた勉強方法、出題内容などについて書いています。

次のような方のお役にたてる内容になっています。

  • 日本化粧品検定って資格取得して意味あるの?何の役に立つの?
  • 1級を取るのにどのくらいの勉強や知識が必要?
  • 一発合格するための勉強期間や勉強方法を知りたい

コスメ好きな方、美容の知識を深めてキレイになりたい方、美容関係の仕事をしたい方はぜひ読んでみて下さい。

日本化粧品検定1級を取得しようと思った理由【プロなのに知らない美容知識がいっぱいだった】

sissyが日本化粧品検定1級を受けようと思った理由は、美容に関する知識でまだまだ知らないこといっぱいある、もっと基本的な知識をしっかりと知りたいと思ったから。

化粧品会社に15年も勤務していて、それを裏付けるような資格を何か持っておきたいと思ったのもあります。

ショック!3級でもわからないことがあった

ちゃんと勉強して1級を取得しようと思ったキッカケは、3級でもわからない問題があったこと。

3級はwebからいつでも無料で、何回でも受けられます。何の準備もせずに受けたら、まったくわからない問題がいくつかありました。

sissy
sissy

3級も一発で合格はできましたが、化粧品メーカーに長年勤めていて化粧品の基本的なことを一通りわかっているつもりでいたsissyは「これじゃあ化粧品のプロとしてダメだな」と思ったのです。まだまだ知らないことがたくさんあるな」と実感しました。

化粧品検定は持っていて役に立つ資格?~資格ビジネスに対する考え方~

化粧品検定は「1級の資格を持っているから、こんなメリットがある!○○ができる!」という資格ではありません。

資格はビジネスになっているので、持っていたら役に立つとか、持っていないと何かができない資格なんて国家資格くらいです。

日本化粧品検定も資格ビジネス(検定ビジネスともいう)ですが、もし資格が取れなくても、資格の勉強をすることで、化粧品の知識が得られてそれを仕事やプライベートに役立てることができます。

日本化粧品検定は資格ビジネスといっても、1級の受験料は¥13,200(税込)で高くはなく、テキスト(1,980円)公式問題集(2,640円)を購入してもたいして費用にはなりません。1発で合格すれば合計コストは2万円未満で、その後の維持会費などもありません。

独学で勉強できて、知識も得られ、安いコストで挑戦できるならチャレンジする価値がある。日本化粧品検定1級はそんな資格です。

日本化粧品検定1級を一発合格するための勉強法

化粧品検定1級を合格するための勉強法は、「テキストの内容を覚える」「問題集を解く」というごく一般的な資格取得の方法でOK。

  1. まずはひととおりテキストを読んでの内容を理解し、覚えるべき箇所は覚えます。
  2. 次に過去問を収録している公式問題集が販売されているので、繰り返し解く。

この2つが基本です。

出題はテキストの中からだけなので、テキストに書いていないことは一切出題されません。

だからテキストの内容を全部丸暗記しておけば、ほぼ全部を解けます。100点も可能性ありです。

化粧品検定の内容は浅く広く ~合格のカギは何%まで覚えられるか~

化粧品検定は頭で考えるというより、覚えている知っているというのを確認する試験。そのためテキストの内容を全部丸暗記すれば全正解できるような試験ですが、1級の出題範囲は「浅く、幅広く」なので100%テキストを丸暗記して覚えられる人なんていません。

化粧品といっても、スキンケアやメイクにとどまらず、メイク、ヘアケア、アロマなどの香りのこと、体の栄養成分、男性の薄毛やひげ剃りについてまで幅広く化粧品に関する知識が問われる試験です。

だから、テキストを全部丸暗記するなんて至難の技。

sissy
sissy

化粧品の仕事をしているsisiyでも自分の携わっている分野のスキンケアや興味のあるメイクについては「こんなこと当然知ってる」という内容でしたが、ネイルとか、染髪剤、健康食品については知らないことだらけでした。

それをどこまで100%近くへもっていけるか?が合格のポイントです。70%くらいだとおそらく70点取れるので合格ライン、50%くらいしか把握できていないと50点しか取れずに不合格でしょう。。

100%覚えることは難しいので、テキストで知らない部分の知識は勉強し、問題集を解いて出題傾向をつかみ、出やすいところはしっかり覚えておくというのが、効率のよい試験勉強方法です。

《書くor読む》どうやって覚える?

では、できるだけ100%近づけるべくどうやって覚えたらよいのでしょう?

書く? それとも 読む?

これは、人のタイプによります。書けば覚えられる人、読んだだけでも覚えれられる人、タイプは様々です。

sissy
sissy

sissyは、学生のころはずっとノートに書いてまとめたりして勉強するタイプでした。でもそれで覚えられたかというと…?書くのは時間も使うし、効率も悪いです。

。今回は、書くのはやめようと決めてました。ただテキストを読むだけでも覚えられないので、アウトプットをすることは必須。書いてまとめたりすることはやめて、とにかく問題集をたくさん解くことでアウトプットしました。

sissy
sissy

成分などの丸暗記項目は、単語を付箋などに書いたものをトイレなどの目の付きやすい場所に張ってしょっちゅうチェックするようににしました。

原始的だけど、暗記項目はこれが一番!!

一発合格までの勉強時間は正味1か月ほど

しっかりと勉強できたのは、実質3週間弱くらいでした。

スケジュール感はこんな感じ

《4月上旬》

>締め切り間近に申し込み

>2.3級と1級のテキスト、公式問題集を購入

sissy
sissy

思い立ったのが結構間近。ギリギリで申し込み、それからテキスト等を買って準備を始めました。テキストを見ていないので、こんなに広い範囲だとおもっていなかったのです。

《4月中~後半》

2級のテキスト勉強(テキストを読む)、問題集をひとおり解く

sissy
sissy

試験まで1か月を切るまで、全然本気度が足りませんでした。

《4月後半~5月上旬》

1級のテキストを勉強(テキストを読む)

sissy
sissy

GW期間中で絶好の勉強できる期間のハズなのですが、sissyは仕事で超多忙な期間になってしまい体力もなく、せいぜい往復の通勤途中にテキストを読むのがやっと。GWが終わるまでに、なんとか初めて1級の問題集が解けたくらいでした。

《5月中旬~試験前日まで》

ひたすら問題集を解く(4回くらい)

 

sissy
sissy

GW後半の5/8くらいからようやく本格的に試験勉強だけに没頭できる体制をととのえました。ほかのもろもろは一切いったんお休みにして、仕事以外はほぼ勉強という2週間に。休みの日も朝から晩まで問題集を解いてました。

問題集を解く→できなかったところをテキストで勉強→覚えられないものは紙に書いて貼るなどして暗記、の繰り返し。

試験を受けての感想と反省点

実際の試験はやはり過去問からかなり多く、そっくりそのまま出題されていました。そして、すべてテキストに書いてあるものばかり。

ケアレスミスでもしない限り、テキスト100%覚えていたら100点取れます。

過去問を多く解くのがベストだけど・・・

問題集も過去の出題が全部掲載されていたら、かなりできるようになるのはずですが出題範囲が広い割には、問題集の掲載数が少ないのです。

余計な勉強はせずに、ひたすらテキスト内容の精度を高める、問題集を幅広く(といっても販売されているものが一つしかないので限度があるのですが)これにつきるな、と試験後に思いました。

2級をおろそかにしないこと

1級には、2級の範囲も含まれます。2~3割は出題されていたと思います。だから2級も1級同様、1級より優しい内容なので、もっと精度を上げて理解しておくべきでした。

sissy
sissy

sissyが出題の中で迷ったりわからなかった問題は、ほとんどが2級からの問題でした。

2級の勉強ははじめにさらっとやって、問題集を解いた回数もすくなく、1級の勉強に集中し始めてから2級のことはあまり勉強しなかったので忘れてしまっていたこともあり、試験では1級の出題よりもあまりよくできませんでした。

2級ももっとやっておけばよかった、というのが反省点です。

試験を終えて・・・勉強した知識はどんどん忘れる?

無事に1級には合格したものの、試験終了から1か月たち、すでに忘れてしまった知識も多数。試験のための暗記などでは、付け焼き刃の知識でしかなく、使わない知識はどんどん忘れていってしまうのです。

ただ、やはり身に着けた知識で残っているものもたくさあちこちで、仕事中や日常生活のあちこちで役に立っているものもたくさんあります。

例えば・・・シャンプーを買うときに成分を見て界面活性剤の種類を見分けたり、食品の成分表示を見て自分の健康状態と照らし合わせたり…。忘れてしまった知識も、試験じゃないのでテキストをみれは思い出せます。

sissy
sissy

試験が終わったら、テキストはメルカリで売ってしまおうとおもっていましたが、しょっちゅう思い出して調べものをするのに使うのに役立っているので、このままずっと取っておくことにしました。

やっぱり、試験を受けて勉強したことで、化粧品全般に関するち知識が高くなって、レベルがあがったなと感じます。

広く浅く化粧品について学べる化粧品検定は、専門家じゃない人こそ役に立つ知識が得られます。

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