マスク+夏の湿度で、鼻のあたまや頬などの毛穴の黒ずみがいつも以上に気になる季節です。黒ずみ毛穴が気になって、剥がすパックを頻繁に繰り返したり、ピーリングや酵素パックをしたりと集中ケアで対処している人も多いです。
でも毛穴の黒ずみをケアするのは、継続した毎日のケアでお手入れしていくのもおすすめ。そんな、毎日の洗顔の一環で、毛穴の黒ずみ対策もできちゃうアイテムを紹介します。
ブログ主のsissyは、化粧品メーカーに勤めるアラフォー。化粧品を選ぶ先は、しっかりと成分をチェックしてから選別しています。
このブログでも自分が実際に使ったものだけをプロの目から見て、良し悪しを判断して紹介しています。
洗顔で毛穴の黒ずみがケアできる【ニベア ミルキークリア】
毎日のをしながら、毛穴の黒ずみもケアできるアイテムが【ニベア ミルキークリア】のディープクリアタイプです。
泡がしっかり立ち、肌を擦らなくても1回で黒ずみが落とせておすすめできます。
スペシャルケアをしなくても毛穴の黒ずみをケアできる!
【ニベア ミルキークリア】ディープクリアは、スペシャルケアをしなくても毎日の洗顔で使うだけで毛穴の黒ずみをキレイにすることができます。
しかも、1回の使用でもかなりわかりやすい効果があります。
sissyはこれまで、毛穴の黒ずみケアには「酵素洗顔」をおすすめしてきました。
肌を傷めるので、はがすパックはNGということもお伝えしています。オイル洗顔も、ニキビや吹き出物の原因になり、毛穴をさらに詰まらせる原因になるのでおすすめしていません。
↓はがすパックをおすすめしない理由↓
毛穴が気になるなら絶対NGなアイテム【もっと毛穴が大きくなる】
毛穴の黒ずみケアにおすすめなのは酵素洗顔かピーリングなのですが、酵素洗顔は脱脂力が強くピーリングは酸の刺激を伴うので、スペシャルケアとして多くても週に1.2回程度の頻度で行うものです。
スペシャルケアって、ちょっと面倒だったり忘れてしまってつい間隔があいてしまったりします。気が付けはしばらくやっていなくて「また毛穴が黒ずんでいた」なんてことも。
だから、毎日の洗顔で黒ずみが落とせて予防もできるに越したことはありません。
それができるのが【ニベア ミルキークリア】ディープクリアタイプです。
粘土や炭の吸着力で毛穴をすっきり
【ニベア ミルキークリア】ディープクリアで、毛穴の黒ずみ汚れを落とす成分は主に次の3つ。
- カオリン
- ベントナイト
- 炭
カオリンとベントナイトは、粉体の顔料で吸着力にすぐれているので、クレイパックなどにもよく使われている成分です。
炭も、表面にたくさんある細かい孔に汚れなどを吸着する性質があります。備長炭などが、消臭剤として使われているのがよいたとえですね。
これらは単純に毛穴につまった黒ずみ汚れを吸着するだけなので、酵素洗顔やピーリングのような脱脂や刺激があるわけではありません。成分の配合量もごく微量で、刺激性も認められていないので毎日の洗顔で使っても肌に負担になりません。
洗浄力は強いニベア
毛穴汚れを吸着する成分の肌への負担は強くないものの、洗浄力はやっぱり強いのが【ニベア ミルキークリア】です。ミルキーなんてネーミングをみると、なんとなく「お肌にやさしいのかな?」というイメージを持ちますが、洗浄力は強め。
それは、おもな洗浄成分が「ラウリン酸」「ミリスチン酸」ということでわかります。この2つは、界面活性剤の中でも洗浄力が強いタイプのもの。洗浄力が強いと必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥の原因になることもあります。
キャッチコピーには[ラウリン酸ポリグリセリル-10(洗浄)]と記載があり、たしかにこの成分は非イオン系の界面活性剤で刺激はかなり弱いものです。けれども全成分表示の並びから推測すると、この洗浄成分はメインではないようです。
【ニベア ミルキークリア〉ディープクリアタイプは、カオリン、ベントナイト、炭の成分で毛穴の汚れまで吸着し、それを洗浄成分で洗い落としてる仕組みの洗顔料ということになります。
毛穴の黒ずみ汚れが1回で綺麗に【実体験レポート】
sissyは今回、【ニベア ミルキークリア】ディープクリアを頂いたので使ってみました。普段は「ニベアなんて、洗浄力が強いから若者が使うもの!」と決めつけ、選択肢にもなかったものです。
最近、酵素洗顔もピーリングもできていなかったので毛穴の黒ずみが気になりだしていました。「毛穴すっきり」とコピーがあるので「どんな成分で毛穴ケアするのかな?酵素かな?」と成分をチェックすると、カオリンや炭などが配合されています。「あ、これはマイルドな毛穴ケアだな」と思い使ってみたところ…「お?意外にいいじゃん」と感じました。
1回で黒ずみがスッキリ
1回の洗顔で、黒ずみ毛穴の表面的な黒ずみは綺麗にとれました。デイリー使いの洗顔料ですし、かなり軽く洗っただけで取れ、肌に刺激を感じることもなかったのでびっくりしました。
もちろん、毛穴は深いので角栓はまだ奥まで詰まっているでしょう。放っておけばまた黒ずみになってしまいます。けれどもデイリー使いの洗顔料として使っていれば、黒ずみがこれ以上溜まることもなく、ゆくゆくはもっときれいになることが期待できます。
しっかりと持続する泡だから摩擦が最小限
泡立ちがよく、クリーミーでしっかりとした泡ができることもGoodでした。泡立ちがよい=界面活性剤の影響ではあるのですが、しっかりと泡ができ持続すれば肌をゴシゴシと擦ることがなくなります。泡を肌になじませるだけでよいので、そのぶん肌への摩擦が減って刺激が抑えられるわけです。
洗顔後の肌も良好
洗浄力が強いけれど、乾燥もつっぱりもなし。これは季節柄(皮脂分泌がおおく、乾燥しない時期)ということもあるし、数回しか使っていないのでいえることではありますが、洗い上がりは乾燥を感じずにほどよい水分量が肌にキープされていると感じました。ただ、この洗浄力の強さをずっと継続して使い続けたら…わかりません。冬は乾燥してしまうかもしれません。
洗顔料の使用料はちょっとでいい【使い方を守ること】
洗顔料を久しぶりに新しいものを使って驚いたのが、使用量が「1円玉大」と書いてあったこと。1円玉大って、結構少ない量です。その程度の量で充分泡がたち洗顔はそのくらいの量ですませられるということを改めて認識しました。
【ニベア ミルキークリア】は、ボトルタイプで吐出口から自分で適量を手に出すタイプなので量を調整しやすいのですが、便利なポンプタイプはつい一押しグイっと押して大量に出してしまいますよね。それが、使い過ぎてしまい肌の乾燥にもつながってしまいます。
洗顔料は少量をしっかりと泡立てて使う、が基本です。
【ニベア ミルキークリア】は洗浄力が強いこともあり、sissyは毛穴の黒ずみ対策として、Tゾーンにだけしっかり泡立てたものをのせ、顔のほかの部分は泡が触れるだけ、くらいの軽い洗顔に留めて使っています。
毎日の洗顔で毛穴の黒ずみケアも一緒にやってしまおう!
毛穴の黒ずみが気になるなら、スペシャルケアで黒ずみを落とすよりも、毎日の洗顔でちょっとずつケアできれば手軽だし、予防にもなります。
洗顔料に黒ずみ汚れを吸着する成分の粉体(カオリンやベントナイトなど)や炭などが配合されたものを選んでみてください。
洗浄成分が強い場合は、洗い方や量、頻度などにはご注意を。。。
【ニベア ミルキークリア】はおすすめ…なのですが、2021年9月をもって販売終了なんだそうです!!もう新しく生産してていないので、運よくドラッグストアやネットでみつけたら、ぜひ買っておいて使ってみてください。
でも、これに代わる新しい製品がいずれ発売されるでしょう。
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