Bodyをまるっとすべすべの肌にしたい!
顔は丁寧にスキンケアをしていても、Bodyのお手入れは忘れがち。
気づけば二の腕やお尻、足などが硬くガサガサの肌になっていませんか?
こんな方に、ほんの数分で肌のすべすべが叶う方法があります!
このブログでは体全体の肌を簡単にすべすべにする方法と、なぜそうなるのかをお伝えします。
ブログ主のsissyは、化粧品メーカーに勤めているスキンケアのプロ。
基礎化粧品(スキンケア化粧品)を作っているので、お肌のことは得意中の得意分野です。
そんなブログ主がお教えする方法です。
ガサガサした肌を簡単にすべすべにする方法【温泉でピーリング】
ピーリングをすると、ガサガサした肌をすべすべにすることができます。
「え?体を丸ごとピーリング??」
ビックリしますよね?
顔と違って面積が広すぎますから。。。
いったいどのくらいピーリング剤を使えばいいのかと思ってしまいます。
実際には顔に行うピーリングと同じ方法ではなく、ちょっと意外な方法でBodyも簡単に全身ピーリングができます。
それが「アルカリ性の温泉に入ること」です。
<Bodyのピーリング = アルカリ性の温泉に入る>です。
アルカリ性の温泉で肌がツルツルになる理由
アルカリ成分を含む「アルカリ性」の温泉に入ると、肌がピーリングされてすべすべになります。
この作用が起こるのは、アルカリ性という温泉成分がポイント。
皮膚の表面にある角質は、古くなるとターンオーバーによって自然にはがれていきますが
はがれずに角質がたまってしまうとガサガサとした硬い肌質になります。
この角質はケラチンというたんぱく質でできていて、アルカリ成分に触れると溶けていきます。
肌は通常は弱酸性ですが、温泉の成分にふれることで一時的にアルカリに傾かせるとピーリング効果がおこり古い角質が剥がれてツルツルの肌になるのです。
弱アルカリ性になっても肌荒れしないのはなぜ?【アルカリ中和能という肌の魔法】
「肌は弱酸性なのに、弱アルカリ性になったら肌荒れするのでは?」
こんな心配はいりません。
肌は、自然に本来の弱酸性に戻る力をもっているからです。
アルカリ中和能とは【肌の復元力】
健康な肌は弱酸性に保たれています。(pH4.5~6.5弱酸性)
皮膚表面にアルカリ性の物質が触れても、15分ほどの短時間でのうちにこれを中和して本来の弱酸性に戻す力があります。
これを「アルカリ中和能」といいます。
肌を常に一定(弱酸性)の状態に保とうとする、肌がもっている復元力です。
化粧品は弱酸性がよい?
化粧品のキャッチコピーで「弱酸性だから肌にやさしい」というものがありますが
弱酸性だから肌によくて、弱アルカリ性だから肌の刺激になるということはありません。
肌にはアルカリ中和能の機能があるので、
化粧品が弱アルカリ性であっても、弱酸性にもどる力があるからです。
石けんやふき取り化粧水などの弱アルカリ性の商品は、洗浄などによって一時的にアルカリ性に傾けることで、古い角質の剥離が促進されて透明感をもたらすメリットもあります。
老化歳をとると衰えるアルカリ中和能
肌年齢が進んで皮脂の分泌が少なくなると、アルカリ中和能の機能も衰えます。
✔ 肌が乾燥したり
✔ 肌荒れしやすくなる
アルカリ中和能が働かなくなりアルカリに対する抵抗力が弱まると、こんな症状がでるようになります。
アルカリ性の温泉で簡単に全身ピーリングすべすべ肌!【pHには要注意!】
全身の肌を簡単にツルツルすべすべにするには、アルカリ性のピーリング作用を利用して温泉に入るのがおススメです。
実際に温泉に行かなくても
温泉の素を自宅の湯舟に入れて入ったり、入浴剤でもOKです。
ポイントは弱アルカリ性の成分を選ぶこと。
温泉には、酸性・中性・アルカリ性の3種類があります。
アルカリ性のなかでも3つのタイプに分けられます。
強アルカリ性(pH10以上)
中アルカリ性(pH8.5以上)
弱アルカリ性(pH7.5~8.5未満)
強アルカリ性の場合は、かなりピーリング効果が強いので長時間の入浴はかえって肌荒れに繋がることも。
肌が乾燥してしまうこともあるので、しっかりと洗い流しをつけましょう。
弱アルカリ性くらいが年齢や肌質に関係なく、頻繁に入る場合にも適しています。
肌の新陳代謝は、Bodyにも必要です。
普段は顔よりもお手入れはできていないのですから、積極的に肌のターンオーバーを促してあげましょう。
弱アルカリ性の温泉での月に2・3回程度のピーリングで、ツルツルすべすべんの肌になりますよ♪
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