人の顔で年齢を感じさせる部分は、ほうれい線などのシワやシミ、たるみなどがありますね。
たるみは、肌のハリがなくなって顔の下部やフェイスラインに脂肪が溜まり、しまりのない老け顔を助長してしまいます。
このようなエイジングに効果のあるプチ整形として、注射を打つだけでスッキリ見せてくれるのが脂肪溶解注射です。
多くの美容クリニックで採用されている施術の脂肪溶解注射ですが、その効果や費用、痛みや副作用などはどのようなものでしょうか?
私の実体験をもとに、脂肪溶解注射の効果やおススメ度などについてご紹介したいと思います。
顔の脂肪溶解注射は若返りと小顔に効果あり
脂肪溶解注射は、若々しく-5歳に見せたい、すっきり見せ小顔に見せたい、こんな場合にとても手軽で効果のあるプチ整形だといえます。
私は、アラフォーになり顔のたるみが気になり始めたので、美容クリニックで脂肪溶解注射の施術を受けました。
頬の下あたりに適量の注射をすると、気になっていた下膨れ状態の頬がすっきりし、フェイスラインもシャープになったように感じました。友人などにもビフォーアフターの写真を見せると「効果あったね」と言われ、効果が確信することができました。
脂肪溶解注射が顔に最適な理由
脂肪溶解注射BNLS
脂肪溶解注射とは、脂肪を溶かす作用のある成分配合した薬剤で、それを脂肪を減らしたい部分に注射すると作用し、血液や尿などを通して体外へ排出する仕組みの施術です。
私が施術したのは「 BNLS」 という種類の植物由来の成分をメインに配合した脂肪溶解注射です。途中から「BNLS neo」という進化した新しいタイプが出ましたのでそちらへ切り替えました。neo には従来の成分に加えて、さらに 効果の高い デオキシコール酸という成分が追加配合されています。
脂肪溶解注射の量と注射回数
脂肪溶解注射の注射量は、溶かす脂肪の量によって異なります。最小量で1㏄からできる場合が多く、例えば頬の場合は片方で3~5cc、 顎からフェイスラインは10cc前後の量が適量のようです。
また、注射回数は同じ部分に3回程度を1~2週間の間隔をあけながら行うと効果が表れやすいと言われています。
脂肪溶解注射は部分痩せが可能
脂肪溶解注射は体の様々な部分に可能ですが、顔への注射が最も効果的です。その理由は次の通り 。
- 気になる部分の脂肪だけを減らすことができる
- 少量で効果が出せる
- 外見で効果が分かりやすい
気になる部分の脂肪だけを減らすことができる
顔は全体的に脂肪がなくなり痩せてしまうと老けた印象になってしまいます。そのためたるんで下がってしまった部分だけを引き締めたい場合に、脂肪溶解注射は、注射した部分だけ脂肪を減らして痩せさせることができます。
少量で効果が出せる
体の気になる部分、お腹やお尻などの脂肪を減らしたいと思った場合は、脂肪の量が多いので大量に注射しなければなりません。それに比べると顔の脂肪の量はとても少ないので、少量で効果が期待できます。
外見で効果が分かりやすい
顔はその人の最も目立つ部分で、他人から注目されます。その部分の変化が外見に与える印象は大きく、ちょっと脂肪がなくなっただけでも「痩せた?」「なんだか若返った?」などと言われ、その効果が表れやすいのです。
脂肪溶解注射を顔に3回打った効果とは?
違うクリニックで同じ注射を3回試してみた
私は一定期間に3回の脂肪溶解注射(BNLSとBNLS neo)をそれぞれ別の美容クリニックで打ちました。
なぜ別々のクリニックで打ったかと言うと、次のとおりです。
・その頃 BNLS 注射の導入初期だったためそれぞれのクリニックで一回だけはお試し価格で安くできた
・脂肪溶解注射の効果がどのくらいわからなかったので、いろいろなクリニックで話を聞いてみようと思った
商品が同じ製剤(BNLSとBNLS neo)なので、説明内容などはどこのクリニックもほとんど同じ(製薬会社のマニュアルどおりという感じで)でした。
実際に利用した美容クリニックは次の三つです。
コスメディカルクリニックシンシア
KM新宿クリニック
湘南美容外科クリニック
同じ脂肪溶解注射でも価格はクリニックでも異なる
お試し価格も、正規価格もそれぞれのクリニックで異なります。
1ccで3,980円のところもありましたし、1cc9,800円のクリニックもありました。
注射する量は、自分が減らしたい部分を伝えると大体このくらいの量が目安と適量を教えてくれますが、見積価格を見て最終的には自分で何ccにするかを決めます。また、注射をする際に、麻酔クリームや笑気麻酔、マイクロカニューレという内出血を起こしにくい特殊な針などをオプションでつけられる場合もあり、その場合はその料金も加算されます。
注射をする方法もクリニックで異なりました。横になって注射をするところもあれば、体を起こして腰かけた状態で行うクリニックもありました。
私はそれぞれのクリニックで、毎回片方3cc ずつの注入を行いました。
価格は全てお試し価格1回限りというの利用したため、それぞれ大体3万円程度で、それが3回でトータルで9万円ほどの費用となりました。
顔の脂肪溶解注射 ~痛みとその後の内出血などの影響は?~
注射はプチ整形の痛み
注射針を刺した時は、もちろんチクッとした痛みはあります。何箇所かに分けて打つため針を刺す箇所が多ければその分この痛みがあります。
最近、針はかなり細いものを使用しているようで、クリニックによっては広範囲に液を注入できるマイクロカニューレを導入している場合もあるので、針を刺す痛みは大したことはありません。
一方で液が肌の中に進入していく際は、しみるような痛みはあります。
これはヒアルロン酸やボトックスの注射をした際のと同じような感覚です。
私は、我慢できないような痛みではないと感じました。
注射後の内出血や痛み、副作用などは?
注射直後は顔が膨れます。合計6cc もの水分を注入したわけですから、注入した部分が膨らみまるで太ったかのように顔が大きくなります。これは一時的なもので翌朝などには通常通りに戻っています 。
また3つのクリニックのうち、ひとつのクリニックで注射した際に少し内出血がでました。注射した部分の片方の頬が青黄のような色になったのですが、これも数日で治りました。内出血の有無や副作用は、クリニックの注射の打ち方や注射針の種類、また被施術者の体質や健康状態などにより個人差があるようです。
顔の脂肪溶解注射は維持できるのが最大のメリット
若返りと小顔に効果あり!
私が、両頬に計6 cc の脂肪溶解注射を3回打ち、約9万円の費用をかけた結果は 、若返りと痩せて見える効果があったと言えます。顔の下半分の肉が落ちて、顔のラインがシャープなり、友人たちからもそのような評価を受けました。もちろん、自分で触った時にそのように実感しました。
片方5cc 以上の適量を打てば、もっと効果が出て「痩せた?」といわれるぐらいの明らかな効果が出たのではないかと思います。初めでお試の少量だったので、ほんのりした効果でしたが、費用をかければもっと出来たということも分かりました。
持続性があり1回注射すればその後は注射不要
何よりこの脂肪溶解注射のメリットは、一回注射をしてその部分の脂肪を溶かしてしまえばその効果が持続するということです。
もちろん食生活などによって太ったりしてしまえば、また脂肪がついてしまうことはありますが、言うヒアルロン酸やボトックスの注射のように持続は3~4ヶ月程度で継続的に打たなければならないというものではありません。
一回溶けてしまったその脂肪はもう永久的にそこにはなくなりますので、一回思い切って注射をすれば、もうそれ以上お金をかけることを必要はないということなのです。
これが脂肪溶解注射の最大のメリットと言えるでしょう。
脂肪溶解注射はおススメできるプチ整形
年齢を重ねて、顔の脂肪で輪郭がぼやけていると感じている人やブルドックのように下がった頬が気になる人には、顔の脂肪溶解注射の効果は抜群です。おススメできるのプチ整形施術と言えます。
様々なクリニックで取り入れられていますが値段も違い、注射の上手い下手などによって効果のあわら現れ方も異なるので、カウンセリングを数か所で受けたり、 Web から問い合わせをするなどして、クリニックを吟味したうえで施術を受けるのがおススメです。
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